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    毎日の暮らしに彩りを。「丸モ高木」の美濃焼の和食器

    美濃焼で有名な岐阜県多治見市にある陶器店「丸モ高木陶器」。プロの料理人や飲食店が使う業務用の和食器を提供する、知る人ぞ知る陶器店です。その丸モ高木が、今、和食器の可能性を追求する商品を発信しています。
    お酒を注ぐと小鳥がさえずる「うぐいす徳利」、盃の底にある透明なガラス玉に絵が浮き上がる「浮絵盃」といった陶磁器たち。どれも、実際に使ってみることで愉快になり、食卓に彩りも添えてくれます。
    暮らしとともにある美濃焼、丸モ高木の商品をご紹介します。

    「食器は、料理の着物」。魯山人が志した和食器への想い

    1_食器は料理の着物、魯山人は食器にも美しさを求めました

    明治、大正、昭和にかけて、芸術家として、また会員制の食堂「美食倶楽部」を設立するほどの美食家・料理家として生きた北大路魯山人は、陶芸家でもありました。
    鎌倉に窯をかまえ、陶磁器を自らの手で創作し、「美食倶楽部」では自分で作った食器で料理をふるまっていたのです。

    この魯山人が私たち日本人に遺したのが、「食器は、料理の着物」という言葉です。
    料理に“美しさ”を与えることが料理がおいしくなる条件、と考えた魯山人は、包丁の研ぎ方からはじまり、取り合わせのツマの色や形へ注意を払うことはもちろん、料理を盛り付ける食器にも最高の“料理美”を追求していました。

    2_丸モ高木陶器は、業務用のプロ向け和食器を製造・販売する陶器店

    「私たち料理をつくる者が、ほんとうによい料理をつくるには、どうしてもよい食器美術を必要とする」 ~『食器は料理のきもの』(北大路魯山人)

    自然の美しさや季節の移ろいの表現を目で楽しむ、という日本料理に欠かせない和食器。
    魯山人が追い求めたこの志を大切にしているのが、美濃焼で知られる岐阜県多治見市の陶器店「丸モ高木陶器」です。

    陶磁器の一大産地、美濃地方で和食器を志す「丸モ高木陶器」

    日本国内で有名な焼き物産地といえば、有田焼、唐津焼、九谷焼、信楽焼、備前焼、そし美濃焼です。
    美濃焼は岐阜県の多治見市、土岐市、瑞浪市を中心とする美濃地方で生産されていて、その歴史は、平安時代からといわれています。美濃地方には、原料となる粘土、窯を焚く燃料が豊富にあったことが、こうした地域性を生みました。
    全国の食器類の生産シェアを見ると、約50%を美濃焼が占めていて、今では陶磁器の一大産地となっています。

    3_ベテラン職人、若手職人が丁寧に美濃焼を作り上げます

    1887年創業の「丸モ高木陶器」は、この伝統的な陶磁器の産地で、さまざまな業務用和食器を製造・販売をしています。
    和食文化を追求する和食器を、一流の料理人や飲食店へ提供する。そんなプロフェッショナルが、日本料理を楽しむのに欠かせない酒器や箸置きを、一般向けに手軽に買い求められて、しかも楽しみながら毎日使うことができる商品として販売しています。

    ぴよぴよと小鳥のさえずりが楽しい「うぐいす徳利」

    4_丸モ高木陶器のうぐいす徳利。お酒を注ぐと小鳥のさえずりが聞こえてくる不思議な酒器

    「うぐいす徳利」は、その仕組みを知らずに初めて見ると、とても不思議な酒器。
    徳利に入れたお酒を盃に注ぐと、どこからか「ぴよぴよ」と小鳥のさえずりが聞こえてくるのです。

    ぴよぴよぴよ♪

    耳を澄ませて何度か注いでみると、その鳴き声にはどこか個性があって、注ぐたびに音色が変わります。ただ注いでいるだけなのに、楽しげな空気に包まれて、注いでいる時間が優雅に思えてきます。
    一日の労をねぎらう、日本酒とちょっとしたつまみ。そしてこの「うぐいす徳利」がお供にあれば、ゆっくりとお酒を味わう、大人の晩酌タイムが楽しめそうです。

    ◆実際に小鳥がさえずる様子を見てみたい人は「丸モ高木陶器」の動画をご覧ください(YouTube)

    うぐいす徳利が鳴る仕組み

    うぐいす徳利は、電気や機械を使っていません。徳利から液体を注ぐときに発生する空気圧と水圧の圧力差によって、音が鳴る構造になっています。
    徳利の上に付いている小鳥などの“モニュメント”と注ぎ口の間には、1枚の陶磁器の板が入っています。徳利を傾ける角度、つまりその板に水が当たる勢いによって音色が変わり、モニュメントと注ぎ口が一直線になるように傾けるほど、大きな音が鳴ります。

    盃の底のガラス玉が鮮やかな浮絵を描き出す「浮絵盃」

    次にご紹介するのが「浮絵盃」です。これもまた、小粋な仕掛けのある酒器。外観は一見、普通の盃ですが、秘密は盃の底にあるガラス玉にあります。
    盃に何も入れていない状態では何も見えませんが、お酒を注いでみると…。

    と、これ以上ご紹介してしまうのは無粋というもの。実際にご自身の手に取って、その仕掛けをご覧になってみてください。

    ◆どうしても実際の様子を見てみたい人は「丸モ高木陶器」動画をご覧ください(YouTube)

    干支や家紋の柄を施した、かわいい箸置きと盃

    最後にご紹介するのが、干支や家紋をデザインにあしらった、箸置きと盃です。いずれも、もちろん美濃焼。
    毎日の食卓を彩る、ちょっぴりぜいたくな和食器として、家族みんなで使えるのがうれしくなるセット。また、お世話になった人へのギフトや、お部屋のインテリアにしてもステキですね。

      5_丸モ高木陶器の家紋入り盃コレクション
    「侍コレクション 盃セット」

    6_丸モ高木陶器の家紋入りの箸置きコレクション
    「侍コレクション 箸置きセット」

    7_丸モ高木陶器の干支デザインの盃セット
    「干支コレクション 盃 12ヶセット」

    8_7_丸モ高木陶器の干支デザインの箸置きセット
    「干支コレクション 箸置き 12ヶセット」

    丸モ高木の美濃焼は、ここでご紹介したもの以外にもいろいろあります。ご自分に合ったお気に入りのアイテムを選んでみてはいかがでしょう。
    料理を楽しむ、美しい和食器の世界に触れてみたら、毎日の食卓がもっと豊かになるかもしれませんね。

    この記事を書いた著者
    lilimo
    lilimo編集部
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